2007年06月15日
心に残った詩20
「しなやかな心」
「優」の字は
「人が憂うる」と書いて
うれしいときはには喜び
腹が立つときはには怒りを
つらいときには悲しみを
そのしぐさで「しなやかに」表す言葉
「優」とは「人間らしい感情」の表現
「優しさ」とは
人の感情の動きがよくわかり
人の心の苦しみを思いやりながら
共に考え悩むことができること
成績が良いことが「優しさ」なのではなく
人の気持ちに深く共感できてこそ
ほんとうの「優しさ」の表現
他者の悩みを聞こうともしない人
他者の苦しみを軽く受け流してしまう人
他者の叫びに冷ややかな心で対応する人
他者の心の傷の深さがわからない人
偏見を口にしてあからさまに差別する人
喜怒哀楽を心の底から訴える人に対して
かたくなに心を閉ざす人でありたくはない
差別されてうち沈んでいる人がいたら
「どうしたの」と声をかけ
その心の思いをじっくりと聞いてみよう
「その苦しみはよくわかる」とうなずいて
傷ついた心の痛みを共に分かち合おう
「憂うる心」で悩む人がいたら
「しなやかな心」で受けとめ励まそう
「優」の字は
「人が憂うる」と書いて
うれしいときはには喜び
腹が立つときはには怒りを
つらいときには悲しみを
そのしぐさで「しなやかに」表す言葉
「優」とは「人間らしい感情」の表現
「優しさ」とは
人の感情の動きがよくわかり
人の心の苦しみを思いやりながら
共に考え悩むことができること
成績が良いことが「優しさ」なのではなく
人の気持ちに深く共感できてこそ
ほんとうの「優しさ」の表現
他者の悩みを聞こうともしない人
他者の苦しみを軽く受け流してしまう人
他者の叫びに冷ややかな心で対応する人
他者の心の傷の深さがわからない人
偏見を口にしてあからさまに差別する人
喜怒哀楽を心の底から訴える人に対して
かたくなに心を閉ざす人でありたくはない
差別されてうち沈んでいる人がいたら
「どうしたの」と声をかけ
その心の思いをじっくりと聞いてみよう
「その苦しみはよくわかる」とうなずいて
傷ついた心の痛みを共に分かち合おう
「憂うる心」で悩む人がいたら
「しなやかな心」で受けとめ励まそう
『人権対話の詩』より
著者 桑原 律
Posted by 龍金 at 16:40│Comments(0)